心理系大学編入過去問分析

お茶の水女子大学生活科学部編入学試験

【心理】
出題形式は,語句説明,穴埋め,論述など多岐に渡り,年度によって出題形式は異なります。問題は主に,発達,臨床,教育・福祉の分野から出題されます。発達に関しては,模倣,心の理論,素朴理論,ピアジェ/ヴィゴツキーの理論など,認知に関する問題がよく出題されますので,発達心理学の教科書などで幼児の認知に関するトピックを押さえておきましょう。臨床心理学に関しては,リビドー,自由連想法,昇華など,精神分析に関係する問題がよく出題されます。教育・福祉に関しては,学習指導要領,児童相談所,認定こども園など,教育・福祉の制度に関する問題がよく出題されます。教育・福祉の問題は心理学科では学ぶ機会が少ないので,特別に対策する必要があるでしょう。逆に言えば,教育・福祉の問題で高得点をとれると,心理学科出身の人に差をつけることができます。出題される分野自体は狭いのですが,かなり専門的なことも出題されますので,合格するためには十分な勉強が必要です。

 

青山大学教育人間科学部心理学科編入学試験

【心理】
論述1題と語句説明4題(うち3題を解答)が出題されます。主に認知,発達,研究法などの領域からの出題が多いです。認知の領域からは主に記憶の問題が出題されます。発達の領域に関しては,とくに出題されやすい分野はありませんが,過去には臨界期,心の理論,エリクソン, E. H.についての語句(人物)説明が出題されています。研究法の領域からは,知能検査に関する問題がよく出題されています。また,標準偏差や相関係数などの統計の問題も出題されることがありますので,統計学もある程度勉強しておいた方がよいでしょう。また,精神障害や,欲求,動機づけ・感情などの問題も出題されることがありますので,勉強しておいた方が良いでしょう。2年次編入試験のため,出題内容は基本的なものであり,マニアックな問題は出題されません。有斐閣の心理学の教科書をしっかりと勉強すれば,十分に対応できるでしょう。

【英語】
長文を読んで下線部を和訳する問題,長文を要約する問題,単文に当てはまる心理用語を記述する問題などが出題されます。英文の難易度自体はそれほど高いものではありません。ただし,心理学に関連した長文が出題されますので,心理学の英語に慣れておいた方が良いでしょう。また,単文に当てはまる心理用語を英語で記述することが求められますので,心理用語の正確な綴りを覚えておくようにしましょう。

 

大阪大学人間科学部(行動学)編入学試験

【心理】
語句説明の問題と論述問題が出題されます。出題される領域は主に,知覚,学習,発達,社会などです。出題される内容自体は基礎的なものですが,受験者のレベルが高いため,ハイレベルな解答が求められます。全分野を網羅した心理学の概論書(例えば,有斐閣の心理学)を用いて,基礎的な勉強をし,それから各領域の入門書を用いて,専門的な内容を学習するようにしましょう。

【小論文】
2題の論述問題が出題されます。1題は本文の内容を要約するタイプの問題で,もう1題は本文の内容を理解した上で,自分の考えを述べるタイプの問題です。課題文自体はそれほど難しいものではないですので,落ち着いて内容をしっかりと理解できれば,解答にはそれほど困らないでしょう。内容の理解だけではなく,自分の考えを論理的に説明する能力も求められますので,もし論述能力に自信がないようであれば,書き方のコツを学べるような本を読んでおきましょう。

【英語】
3~4題の長文が出題され,下線部和訳,本文要約などが求められます。英文は主に,心理学,教育学,社会学,健康科学など,社会科学系の領域の専門書からの抜粋です。多様な分野の英文から出題されますので,文章の内容を理解するためには十分な語彙力が必要です。英文の構造自体はそれほど難しいものではありませんが,本文の内容が専門的なものなので,十分な読解力が必要です。社会科学系の色々な英文を読んでおきましょう。

 

駒澤大学文学部心理学科編入学試験

【心理】
論述問題,語句説明,穴埋め問題などが出題されます。出題領域は,知覚・認知,発達,臨床,社会などの領域にわたります。一つの分野を深く勉強するよりは,偏りなく多くの領域の勉強をしたほうが良いでしょう。
知覚・認知の領域からは,記憶のプロセス,保持曲線,エピソード記憶など,記憶の問題が毎年出題されています。また,加減運動,錯視,精神物理学などについて出題されることもありますので,知覚の領域も勉強しておきましょう。発達の領域からは,ピアジェ,エリクソン,ボウルビーなどの有名な心理学者が提唱した理論や概念について出題されていますので,これらの人たちの理論はよく勉強しておきましょう。また,知能指数についてもよく出題されていますので,計算の過程までを含めて理解しておきましょう。臨床心理学に関しては,それほど出題が多いわけではありませんが,対象喪失,コンプレックスなど,精神分析に関連した用語が出題されやすい傾向にあります。社会心理学に関しては,出題されやすい領域は特にありませんので,幅広く勉強する必要があります。上記の領域以外にも,中央値,分散,相関係数などの統計の問題も出題されていますので,必ず勉強しておくようにしましょう。過去には中央値の計算を求められていることがありますので,簡単な計算はできるようにしておきましょう。

【英語】
年度によって出題傾向はやや異なりますが,短文を読んでその全訳(もしくは部分訳)を求められたり,本文の内容に当てはまる語句や人名を答えることが求められたりします。英文はそれほど難しいものではありませんので,大学入試レベルの文法や構文を理解できていれば十分に対処することができます。ただし,出題される文章は心理学に関連した英文ですので,心理英語のテクニカルタームを理解しておく必要があります。また,上記の短文理解の問題以外に,日本語の心理用語を英語で書かせる問題が出題されていますので,心理用語(英語)の綴りまでしっかりと覚えておきましょう。

 

上智大学総合人間学部心理学科編入学試験

【心理】
年度によって若干出題傾向は異なりますが,図や文章などが与えられ,その内容について考察をすることが求められます。図や文章の内容は,主に発達や教育に関連するものです(親の人格発達,虐待,いじめ等)。問題の内容について適切に考察するには,当然のことながら心理学の知識がある程度必要です。しかし,それだけでは十分ではなく,現在持っている心理学の知識で社会的な現象をどのように説明できるかを考える力が必要です。そのために,日頃から新聞や雑誌などにかかれた発達や教育の問題に関する記事を読み,どのような心理学的な理論や概念がその問題を説明できるかを考えるようにしましょう。
また,研究者の名前とその研究者に関連した概念との対応を選択する問題も出題されることがあります。それほど難しい問題ではありませんが,心理学の概論書を一冊程度しっかりと読んでおきましょう。

 

大正大学人間学部臨床心理学科編入学試験

【論文】
800字程度の論述問題が出題されます。論述のテーマや出題形式は年度によって若干異なります。例えば,平成20,21年度の編入学試験では,「臨床心理学とは何か」,「臨床心理士とは何か」といった専門知識を求めるような論述テーマが出題されています。それに対し,平成19年度の編入学試験では,校内暴力や心の病などに関する文章や図を読み,自分がその環境におかれた場合にどのようにその問題に対処するかというように,専門的な知識だけではなく,考察する力を求めるような出題がなされています。
他大学の編入試験と比べて,心理学の専門的な知識はそれほど求められませんが,ある程度は専門の勉強をしておく必要があります。出題は主に臨床心理学中心ですので,「よくわかる臨床心理学」など,臨床心理学の入門書の内容を理解しておいた方がよいでしょう。また,自分の考えを述べる出題に対処するために,心の問題に関連した新聞記事を読み,その問題に対して臨床心理学的にどのように対処できるかを考えるといった訓練を行いましょう。

【英語】
穴埋め形式の文法問題,短文を読んで和訳する問題,和文を英訳する問題などが出題されます。英語の難易度は易しめです。出題される英語は一般的なものなので,大学受験用の参考書,問題集などを使って勉強するのがよいでしょう。和文英訳に関しても大学受験用の比較的易しめの問題集を使ってしっかりと勉強すれば十分です。また,もし英語が得意な人がいるようでしたら,自分で書いた英語をチェックしてもらうとよいでしょう。

 

南山大学人文学部心理人間学科編入学試験

【小論文】
文章を読んで設問に答える形式の出題です。文章の内容についてどのように考えるかを記述する問題だけではなく,文章中に出てきた専門用語の解説を求める問題もありますので,心理学の専門知識を勉強しておいた方が良いでしょう。

【国語】
編入試験としては珍しく国語の問題があります。国語には現代文の問題だけではなく古文の問題もありますので,しっかりと対策をしておく必要があります。センター試験用の参考書や問題集などで勉強しておけば十分でしょう。

【英語】
文法問題や長文読解問題が出題されます。英文の難易度はそれほど高くはありませんが,問題数が多いので時間配分に気をつける必要があります。文法問題の難易度もそれほど高いものではないので,センター試験用の参考書や問題集などを使って勉強すれば良いでしょう。長文読解の問題はありますが,和訳は出題されないので,和訳の対策をする必要はありません。

 

明治学院大学心理学部心理学科編入学試験

【心理】
年度によって若干出題傾向は異なりますが,図や文章などが与えられ,その内容について考察をすることが求められます。図や文章の内容は,主に発達や教育に関連するものです(親の人格発達,虐待,いじめ等)。問題の内容について適切に考察するには,当然のことながら心理学の知識がある程度必要です。しかし,それだけでは十分ではなく,現在持っている心理学の知識で社会的な現象をどのように説明できるかを考える力が必要です。そのために,日頃から新聞や雑誌などにかかれた発達や教育の問題に関する記事を読み,どのような心理学的な理論や概念がその問題を説明できるかを考えるようにしましょう。
また,研究者の名前と研究者に関連した概念との対応を選択する問題も出題されることがあります。それほど難しい問題ではありませんが,心理学の概論書を一冊程度しっかりと読んでおきましょう。

【英語】
出題される文章の傾向は年度によって異なります。物語的な文章が出題された年もあれば,心理学に関連した文章が出題された年もあります。そのため,どんな文章が出題されても読みこなせるように語彙力を十分に高めておく必要があります。また,編入学試験としては,比較的英語の分量が多いので,長い文章を素早く読む訓練をしておきましょう。
設問では,下線部の訳を求められるだけではなく,本文の内容の要約や本文のタイトルをつけたりすることを求められます。したがって,高得点を取るためには,英語を日本語に訳す能力だけではなく,比較的高い読解力が必要です。大学受験用の英文要約問題集などを使って,大意を素早く読み取り,的確にまとめる訓練をしておきましょう。
 

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そのまんま東さんの本で、日本編入学院が紹介されています。

「いろいろ調べて、日本編入学院という予備校があるのを見つけた。(中略)
編入学院では徹底的にしごかれた。小論文がこれほど難しいものとは思わなかった。(中略)
先生から添削で細かく注意を受け、論文らしい文章にすることを学んだ。」(p.75-76より)



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